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| Volume.15 |
川湯観光ホテル
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| Report:2005/8 |
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川湯観光ホテル
利用のパッケージツアー
羽田発 | 大阪発 | 名古屋発 | 福岡発 |
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東北海道の雄大な自然を見せてくれる阿寒国立公園。火山と森と湖にかこまれた豊かな温泉地、川湯。川湯温泉はアカエゾマツや白樺、ミズナラ、シナの木、ヤマウルシなどの美しい樹林に包まれた温泉街。その中心に位置するのが、今回の宿、川湯観光ホテルだ。
東に摩周湖、西には屈斜路湖を擁し、そのどちらにも車で約15〜20分と、大自然の懐に抱かれている地域にある。川湯温泉は湯量が大変豊富で、湯船に浸かった瞬間に、その良さを実感する事ができる。熱源は温泉街から約2.5km離れた硫黄山。通称酸性明礬泉は殺菌力に富む、北の名湯だ。
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| ●霧の摩周湖。 |
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●日本最大のカルデラ湖屈斜路湖。 |
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●地球の胎動が聞こえる硫黄山。 |
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「ゆたかな旅情を心でサービス」をモットーに、家族連れや小グループ、団体客までも細かなサービスが行き届く。
体の不自由な方へも車いすの無料貸し出しもあり、もちろん館内はバリアフリー対応。また館内だけではなく、近くのコンビニエンスストアまでも補助をしてくれる。設備だけではなく、人の心も全てがバリアフリーなのだ。
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| ●ホテルロビー。館内はバリアフリー対応。 |
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●旅の疲れを癒す和洋の客室。 |
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明治19年、高橋貞蔵が料理店を兼ねた温泉宿を開いたが、硫黄山で働く人夫の賭博場と化し、ついに営業不能となって投げ出したという荒っぽい話がある。その後は湯治者用の助け小屋がポツンとある無人温泉だったようだ。その後明治37年に小さな湯治宿から温泉街としての営業が始まったと言われる。
「川湯」に似た地名に「湯の川」があるが、実はこの川湯も「湯の川」と命名したかったのだという。ただ、先に函館の地名としてあったため、現在の「川湯」と言う地名に落ち着いたそうだ。
昭和48年からは阿寒湖〜摩周湖〜川湯〜美幌峠〜美幌のパノラマコース(定期バスルート)が通年運行するようになり、それまで道路が不通だった冬期間も安心して営業できるようになり、現在の温泉郷としての営業となったようである。
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| ●パノラマコースで通る眺めが美しい美幌峠。 |
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川湯は、一切循環のしない源泉100%の温泉。循環濾過も塩素も全く使用していない。また、加水も加温も一切せずに43.8度でわき出ている。
浴槽から滾々と溢れ出る本物の温泉は非常に強い泉質で、眼にはいると強くしみるほど。湯に体を沈めると少しペタペタした感触があるが、非常に心地よいお湯。酸性・含鉄(U)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低帳性酸性高温泉)と呼ばれ、泉質は古くから万病に効くとされる、群馬県の草津温泉とほぼ同じ泉質と言われているそうだ。
時折吹く気持ちのよい風が、さわやかな木々の香りを運んでくる。森の中に立地するだけに、見上げた夜空には満天の星空に体が覆われるようだ。
室内の大浴場からも、大きな窓から外の景色を堪能しながら湯浴みをすることができ、開放感あふれる造りになっている。 |
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| ●窓外に硫黄山を望む展望黄金大浴場。 |
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●男性露天風呂:源泉をそのまま利用した温泉。 |
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●眺望が抜群の女性露天風呂。 |
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海物山物畑物
川湯の立地は新鮮な食材が何でもそろう
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北はオホーツク海、南は太平洋。北見周辺の野菜と道東の酪農。全ての中間に位置するここ川湯では、新鮮な食材が一堂に集まる。
中でもその全てを一つにして食せる、川湯名物の「噴火鍋」が魅力だ。
噴火鍋は、昭和30年代に、川湯温泉のイベントが硫黄山の麓にて行われたとき、地元の調理師たちが硫黄山をイメージしながら苦心して創り出したのが始まりといわれていて、時の流れと共にその噴火鍋も姿を消したかに見えたが、川湯観光ホテルでは、その後もこの噴火鍋を絶やす事なく、造り続けてきたそう。
秘伝の「タレ」は、硫黄山の噴気孔から出る乳白色の湧湯水に見立てて、「牛乳」を用いた特製スープに、「つみれ団子」は噴火の際に吹き出た石英安山岩をイメージ、芋団子は6月に硫黄山の麓を彩るエゾイソツツジをモチーフに仕立ててある。その他地元産の野菜、旬の魚介類が主な材料だと、支配人の白川さんは少し照れくさそう。「とにかく、見た目もインパクトがあるが、食べてみて下さい」とのことで食すと、これが本当においしい。こんなにたくさんの食材が鍋に入りきるのかと思いきや、ぎゅうぎゅうの鍋には濃厚な牛乳仕立てのスープができあがっていて、食べ飽きしない。それどころか、鍋以外にもたくさんの小鉢やお造り、陶板焼きやかになど、食べきれるのかと思うほどの料理が、部屋の中いっぱいに。
部屋食プランが中心だが、実はこのホテル、「囲炉裏夕食プラン」というのもあり、ホテルの1階にある囲炉裏を囲んでの夕食も人気が高い。忙しい現代からの「時代旅行」も満喫できる。 |
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| ●ホテル特製の「噴火鍋」。 |
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●囲炉裏を囲んで楽しい夕食。 |
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従業員総出で温泉造り
「あたたかい」のはお湯だけではないホテル
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足湯と手湯。実はこのホテルには「あたたかい」温泉がもう一つある。ホテルの従業員だけではなく、ホテルの取引先業者の方々までもが助け合い、数ヶ月かけて足湯と手湯を造ったのだそう。「お客様だけではなく、川湯に来られた方全てに」とのことで、木のぬくもりをふんだんに取り入れ、滾々とわき出る温泉に足を浸していると、心までもがあたたかくなる。
館内には他にも、懐かしい「路地裏」を再現した小路がある。お風呂上りや夕食後に、ふらっと寄れる。奥の「囲炉裏」の部屋で、懐かしい茶箪笥や碾臼、古時計が”あの頃”へ誘う。「チョッと一杯」というときでもお酒と、焼物もあり夜12時まで営業している。
「路地裏」コーナーの隣に、「工房きつつき」と言うクラフトコーナーもある。旅の想い出を絵手紙やエコクラフトにすることもできるそうで、親子での共同作業も楽しみ。
体だけではなく、心までもが芯から温まるホテル、それが川湯観光ホテルだ。 |
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| ●宿泊しなくても利用できる手作りの足湯と手湯。 |
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●再現された路地裏の一角にあるラーメン屋台 |
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●旅の思い出のひとつを創れる「工房きつつき」 |
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